株式会社アバンテージでは、製造現場や研究開発施設、教育機関、コワーキングスペースなどの実際の現場ニーズに即したソフトウェア・IoTソリューションを自社開発しています。
3Dプリンタや各種センサー、非接触ICカードリーダー、音響・電源設備といった「実機の制御・ハードウェア連携」から、LAN/クラウド通信、常駐型バックグラウンドサービス、管理用GUIアプリケーションまで、現場での運用を前提にしたシステムを構築しています。これまでに開発・運用してきた主要なソフトウェアをご紹介します。
主なソフトウェア
3Dプリンタ統合ステータス監視システム(3DPrinterStatusMonitor)
メーカーや通信プロトコルの異なる複数台の3Dプリンタ(Bambu Lab、Zortrax、Prusa、Creality等)をLAN・クラウド経由でまとめて監視し、稼働状況の表示と材料消費の管理を行うシステムです。
- マルチベンダー同時並行監視: 各機器を独立したタスクで監視するため、1台の通信切断や遅延がほかの機器の監視に影響しにくい設計です。
- ジョブ履歴・材料消費量の自動追跡: 印刷開始・完了・異常を自動検知し、所要時間やフィラメント/レジンの消費重量(g)・消費長(m)をデータベースに記録し、CSV で出力できます。
- ゴースト状態(通信途絶)の自動検知: 電源を切ったときなどの通信途絶を検知し、オフラインとして表示します。
- 常駐Windowsサービス対応: サーバー自動起動、ホットリロード(機器の動的追加・編集)、データベースの自動バックアップと世代管理に対応しています。
詳しい機能・対応機種一覧は、3Dプリンタ統合ステータス監視システムの詳細ページをご覧ください。
PCコンソールロックシステム(Console Lock System)
FeliCa / NFCなどの非接触ICカード(社員証・学生証・会員証など)をカードリーダー(PaSoRi等)にかざすことで、PC端末の利用認証・ログオンおよび自動画面ロックをまとめて管理するシステムです。
- 離席時の自動画面ロック: リーダーからカードを離すと画面をロックし、第三者による操作や画面の覗き見を防ぎます。
- USBメモリ抜き忘れ警報: USB 機器を接続したまま離席しようとすると、アラーム音と画面の警告で知らせます。
- 集中監視&遠隔制御: 管理画面から各端末の状態を確認し、強制ロックなどの操作ができます。
- 導入先: 大学の研究室、学校のPC演習室、シェアオフィスなどで稼働しています。
詳しい機能・セキュリティ仕様は、PCコンソールロックシステムの詳細ページをご覧ください。
IP構内館内アナウンスシステム(ipAnnouncement)
構内ネットワーク(LAN)経由で複数エリアのIPスピーカーやアンプと連携し、定時チャイム、スケジュール放送、緊急アナウンス、音声合成(Text-to-Speech)による自動案内を制御する放送システムです。
- ルーターを越える配信: マルチユニキャスト方式により、拠点間VPNやフロアをまたぐ環境でも配信できます。放送冒頭の音切れ(頭欠け)も抑えます。
- 緊急地震速報(EEW)自動割り込み: 気象庁連携データを受信し、通常の放送に割り込んで、警報音と音声案内を一斉に放送します。
- アンプの待機ノイズ対策: Raspberry Pi 端末の GPIO でアンプの電源・ミュートを制御し、待機時のノイズを抑えます。
詳しい音響設計・放送機能は、IP館内放送システムの詳細ページをご覧ください。
リモート電源操作システム(RemotePowerControl)
施設内の複数台の Windows PC の電源を、ネットワーク経由でまとめて起動・終了・再起動するシステムです。
- 電源操作: Wake-on-LAN遠隔起動、通常/強制シャットダウン、再起動、スリープをリモート操作。
- ARP Ping による死活監視: 通常の Ping を遮断する設定の端末でも、ARP で通電状態を判定します。
- タスクスケジューラ連携: 予約を OS のタスクスケジューラにも登録するため、エージェントが停止していても予定時刻にシャットダウンを実行します。
詳しい電源制御・スケジュール機能は、リモート電源操作システムの詳細ページをご覧ください。
レーザー加工向けベクター抽出ツール(RayOutline)
PNGやJPEGなどのラスター画像から、ファイバーレーザーマーカーや CO2 レーザー加工機で使うベクターデータ(SVG)を作成するツールです。
- 淡色・先端の欠落防止: 背景との色の差を解析し、黄色や水色などの淡い色の部分や細い先端も、白い背景に埋もれずにベクター化します。
- 輪郭・中心線の2モード: 刻印・切断用の「輪郭抽出モード」と、極細文字や木札のケガキ加工に向く一筆書きの「中心線抽出モード」があります。
- レーザー光径(カーフ幅)物理補正: ビームのスポット径による削りすぎ・太りすぎを、オフセットで補正します。
- 1クリックCAM連携: 抽出結果をクリップボード経由で、LightBurn や EzCad などのソフトに貼り付けられます。
詳しい機能・プリセット仕様は、RayOutlineの詳細ページをご覧ください。
開発の特長とカスタム対応
- ハードウェア・設備との連携: 3Dプリンタ、カードリーダー、音響機器、PC の電源、レーザー加工機など、ハードウェアと連携するソフトウェアを開発しています。
- 技術構成: .NET、Python、Linux、Windows サービスなどを組み合わせ、長時間の連続運用を前提に設計しています。
- 自社環境・現場に合わせたカスタマイズ: 既存機器への対応、追加プロトコルの組み込み、専用管理画面の制作など、小回りの利く受託開発・共同開発に対応します。受託開発については業務アプリケーション開発をご覧ください。
お問い合せ・ご相談
「自社内の3Dプリンタや加工設備を一元監視したい」「ICカードを活用した端末管理を導入したい」「機器の電源管理や館内放送を自動化したい」など、現場の効率化・自動化に関するご相談はお気軽にお問い合せください。
本社電話番号:03-6915-7990
