PCコンソールロックシステム(Console Lock System) は、教育機関のPC実習室、研究開発室、オフィスの共有端末向けに開発された、ICカード認証および端末集中管理ソフトウェアです。

社員証や学生証をカードリーダーに置くだけで画面ロックを解除でき、席を離れる際にカードを離すと画面がロックされます。パスワードの入力ミスや覗き見を防ぐとともに、USBメモリの抜き忘れ警告や、管理画面からの遠隔操作など、現場の実務に即したセキュリティ運用を支援します。

管理画面と集中監視

PCコンソールロックシステムの管理画面
PCコンソールロックシステムの管理画面(端末ごとの状態表示と遠隔操作)
※端末名・IPアドレスは表示例です。

管理者用PCの画面で、登録した端末の状態を一覧で確認し、離れた場所から操作できます。

  • 状態の集計: 登録端末数と、利用中、ロック中、一時解除(F1)、手動終了、USB 警告、オフラインの台数を画面上部に表示します。
  • 端末ごとの表示: 端末名、IPアドレス、利用ユーザー、利用経過時間、画面数、カードリーダーの接続状態、ロック状態を端末ごとに表示します。
  • 遠隔操作: 端末ごとに、画面の確認、強制解除、強制ロック、モニターの電源のオン・オフを行えます。
  • そのほかの機能: ロック解除の履歴、クライアントの更新配信、端末の仕様・健全性の確認をタブで切り替えて使えます。監視サーバーはネットワーク内から自動で検索できます。

端末側のセキュリティ動作

1. ICカードによるタッチ操作と離席時ロック

社員証や学生証(FeliCa、学生証FCF規格等)をカードリーダー(ソニー PaSoRi等)にかざすだけで、Windowsの画面ロックが解除されます。離席時にカードを持ち上げると画面が暗転してキーボードやマウス操作が無効化されるため、離席中の不正利用を防げます。

2. USBストレージの抜き忘れ警告アラーム

USBストレージ抜き忘れ防止警告画面
USBストレージ接続中にカードを抜いて離席しようとした際の強制警告画面
※掲載の画面は動作イメージであり、実際の画面・仕様とは異なる場合があります。

USBメモリや外付けSSDなどの外部記憶装置がPCに接続されたままカードを抜いて席を立とうとした場合、PCスピーカーから警告アラーム音が鳴り、画面に警告メッセージが全面表示されます。個人情報や設計データが入ったUSB機器の置き忘れ事故を防止します。

3. Webカメラによる離席検知(カメラ連動版)

PCのWebカメラを活用した着席判定機能も選択いただけます。利用者がカードを置いたまま席を離れた場合でも、カメラが離席を判定して自動的に画面を暗転・保護します。

4. 一時解除機能(F1キー)

カードの紛失や忘れ物、PCの保守作業に備え、管理者が事前に設定したパスコード入力またはマスター管理者カードによる一時的なロック解除機能を備えています。

活用シーン

  • 大学・専門学校のPC演習室: 学生証を用いた端末利用管理。離席時の放置を防ぎ、USBメモリの置き忘れトラブルを低減。
  • 研究開発室・設計部門: 外部者の出入りがある環境において、設計画面や機密データの覗き見・無断操作を防止。
  • コワーキングスペース・共有端末: 会員証カードでの利用制限と、利用終了時の画面ロック。

動作環境

項目 要件
対象PC Windows 10 / 11(64bit)
対応カードリーダー ソニー製 PaSoRi(RC-S380、RC-S300 等)
対応カード規格 FeliCa(共通領域)、学生証・社員証FCF規格、Type-A(MIFARE)等
管理サーバー Windows 10 / 11、Windows Server、または Linux
ネットワーク 社内LAN(有線LAN / Wi-Fi)

※記載の会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

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