インストール(DD-WRT)
インストール(DD-WRT) †
※機種により、インストール方法が異なります。
ここでは、実際にインストールに成功したBuffalo製、WHR-G54Sのインストール方法を記載します。
※すでに、最新のファームウェアはダウンロード・解凍が終了しているものとします。
まず、通常のメーカー純正ファームウェアアップデートの場合、Webインターフェースからのアップデート作業ですが、メーカーの仕様により、純正ファームウェアは暗号化されています。
このため、DD-WRTはアップデート用のファームウェアと認識されず、書き換えができません。
このため、TFTPを用いて、アップデートを行います。
※Broadcomチップを用いたルーターは、電源が入った直後にTFTP転送によりファームウェアをアップデートするための機能が搭載されています。
DD-WRT Wikiにて、BuffaloのWebインターフェイスから、ファームウェアアップデートする方法が掲載されていました。
ページ最後に追記しておきます。(07/04/14)
手順 †
- WHR-G54Sを、工場出荷状態に戻す
- WHR-G54Sの電源をOFF(電源プラグを抜く)
- WHR-G54S(LANポート)とPCを、有線にて接続
- PCのIPアドレスを、192.168.11.xxx サブネットマスク 255.255.255.0(Ex. 192.168.11.10)に固定
(WHR-G54Sの工場出荷時設定が、192.168.11.1のため) - スタート - ファイル名を指定して実行から、cmdと入力し、コマンドプロンプト画面を開く
- コマンドプロンプト画面で、解凍してあるファームウェアが格納されているディレクトリに移動
(Ex. cd "C:\Documents and Settings\All Users\デスクトップ") - tftp -i 192.168.11.1 PUT "ファイル名" と入力
(Ex. tftp -i 192.168.11.1 PUT dd-wrt.v23_generic.bin)
ここでは、まだEnterキーを押さないこと - WHR-G54Sの電源をON(電源プラグを差す)
直後に、Enterキーを押し、転送を開始 - すべてのポートのLEDが点灯
- LANポートのLEDが素早く点滅し、約6秒程度で転送が完了
完了するとコマンドプロンプト画面に、メッセージが表示される
(Ex. Transfer successful: 3502080 bytes in 5 seconds, 700416 bytes/s)
私の場合、3分程度転送に時間がかかりました - WHR-G54Sが自動的に再起動され、DD-WRTにて起動
Bridge・DiagnosticのLEDが消えるまで、待つ - 使用準備完了
Webインターフェイスからのインストール手順 †
基本的なやり方として、
- DD-WRTのファームウェアに、バイナリデータ追加
- メーカー標準のファームウェアアップデート画面から、バイナリ追加したファームを選択しアップデート
詳細は、DD-WRT Wikiに記載されています。
また、バイナリパッチのツールもフォーラムにて配布されているようです。